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2022年7月度 運転技能研修について

2ケ月に一度「山城自動車教習所」を借り切って運転技能研修を行っています。

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2022年7月31日に行った運転技能研修をご紹介いたします。
猛暑の中、3名のドライバーで運転技能研修を行いました。山城自動車教習所R-ism Labの先生は2名です。

当社では、単に広い教習所内で運転を学ぶだけでなく、「交通教育センター R-ism Lab.(リズムラボ)」にご協力いただき独自のカリキュラムで訓練を行っています。

R-ism Lab.(リズムラボ)とは»

まずは当社の本部長よりお話がありました。

―本部長のお話—
人間の特性を知りましょう。
見えていないところには何もないと人間は思ってしまいます。
車ではピラーやミラーの向こう側など見えていないだけで、実際には人がいるというケールがあります。皆さんはちゃんとその向こう側を見ていますか?
首や頭、体を動かして確実に何もないことを確認してから動きましょう。

指の体操と利き目チェック レクチャー:吉野先生
―体操方法―
1、右手は親指、左手は小指を出します。
2、次に1の逆で右手は小指、左手は親指を出します。
3、1と2を交互に繰り返す。

―利き目チェック―
1、見るところ(何か目印になるもの)を決める
2、決めたところを手で囲う(両手で〇をつくるイメージ)
3、片目ずつ目をつむる
4、両目で見ていたのと同じように見えた方が利き目です

―吉野先生のお話―
指の体操は頭では理解しているけれど、意外とできない人が多いです。これはヒューマンエラーのひとつです。
扉操作時でも思っている指の動きと違う動きをしてしまうことで事故になる可能性があります。
これを防ぐために普段から行って脳を活性化しましょう。

また、「安全」は結果でしかないのです。「安全だった」という「過去にしか存在しないもの」というのを頭にいれておきましょう。

本日のスケジュール
9:00~9:30 研修説明・準備体操
9:30~12:00 信号反応(急制動)・コース走行
12:00~13:00 昼休み
13:00~15:45 周辺視野・夜間視力・コース走行
15:30~16:00 まとめ

―急制動―(バスだと危険なため普通車で実施)
道路の両端にセンサー(画像の黄色〇)が設置されています。
これを超えた瞬間、信号がランダムで青か赤に変わります。
赤の場合は急ブレーキ、青の場合は右に避けます。
ドライバーの皆さんは「車内事故を防ぐ」というのが頭にあるため、最初の方は思いっきりブレーキを踏めない方もいました。
頭で信号の色を認知した所と操作を開始した所は同じ場所でなく「ズレ」がありました。

―心がけるポイント―
・この反応するまでの距離を頭に入れ、車間距離を保ちましょう。
・いざという時にブレーキを踏み込めるよう運転姿勢を適切に保ちましょう。(先生曰く最近は運転席が遠い方が多いそうです。)

昼からはまず午前中の反省点を発表して午後の目標を決めました。
午前と同じコースを走行したり、周辺視野と夜間視力を測りました。
周辺視野・夜間視野とは?

今回は内定者も参加してくれました。
バスを運転するのは今日が初めてだったらしいのですがドライバー歴30年の方に横に乗ってもらい、教習所内を楽しそうに走行していました。
今日初めて運転したのにも関わらずスラローム走行もしていました。すごい‼

また参加したいと言ってくれてうれしい限りです。
スラロームって?

今日気がついた課題についてこれから実行することを各々発表しました。
・バック確認を必ず行う
・反復確認が疎かになってしまうため、車を停止して確認する
・後輪の位置取りをしっかりする
・自家用車の運転の仕方とバスの運転の仕方を同じようにする

とっさの行動は普段の行動から出るため、日頃から意識して取り組みましょう。

感想文を書いて終了です。

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