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2ケ月に一度「山城自動車教習所」を借り切って運転技能研修を行っています。
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2025年7月27日に行った運転技能研修をご紹介します。
本日は16名のドライバーが参加しました。山城自動車教習所R-ism Lab.の先生は浜田先生、吉田先生の2名です。
当社では、単に広い教習所内で運転を学ぶだけでなく、「交通教育センター R-ism Lab.(リズムラボ)」にご協力いただき独自のカリキュラムで訓練を行っています。
―当社 辻本部長のお話―
今日はかなりの猛暑となりますのでこまめに水分を取り、熱中症には十分ご注意ください。
さて今回は「信号認識」についてです。
私たちは信号が変わってすぐに認識しているというイメージを持っていますが、実際「認識」するのには0.5秒~1秒かかり、認識のずれが生じています。
今回の研修では、この「認識のズレ」を実際に体験していただき、自分の感覚と反応速度のギャップを知ってもらえればと思います。
―浜田先生のお話―
車内でも熱中症になるリスクがあります。実際、車に乗っている最中に体調を崩して倒れるケースも少なくありません。エアコンが効いていても油断せず、こまめな水分補給を心がけましょう。
また、昼頃からは集中力が落ちやすい時間帯です。眠気や注意力の低下には十分注意してください。
今回の研修では、基本的な運転のポイントを改めて意識していただきます。
特に以下の点に注意しましょう。
•何度も確認すること(ミラー・目視ともに)
•十分な車間距離を取ること
•接近運転に慣れないこと(目安は「前の車と3秒の距離」)
安全運転の基本を今一度見直し、事故を未然に防ぐ意識を高めていきましょう。
本日のスケジュール
9:00~9:20 オリエンテーション
9:20~10:20 運転技能1 急ブレーキ及び回避
10:30~12:00 運転技能2 信号反応、内輪差
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:35 運転技能3 コース走行(午前の続き)
14:40~15:00 まとめ、感想文
まず初めに、本日信号反応に使用する装置について説明があり、その後、実際にバスに乗ってどのような反応が起こるのかを体験しました。
こちらは、以前にもご紹介させて頂きましたが、黄色に点滅している信号が次に青になるか赤になるかを瞬時に判断し、それによってバスの操作を変えるという内容になります。
午前中は主にこちらの信号反応や急ブレーキ及び回避の取り組みを行いました。
午後からの研修では、まず車両のふり幅について説明が行われ、ハンドルを切ったときに車両の後ろ側がどれだけ突き出すのかなどの説明がありました。
その後は午前の研修の続きです。
午前中に学んだことを意識しながら、スムーズに運転している様子が見られました。参加者の皆さんが実践にしっかりと活かしているのが印象的でした。
―まとめー
多くの運転者は「慣れ」てしまい、速く走りがちですが、障害物手前では「減速する、止まる、確認する、動く」を継続することが非常に重要です。この心理傾向は誰にでも起こり得るため、日頃からの意識が求められます。
最後に、感想文の記入をもって本日の研修は終了となりました。
お疲れ様でした。